コラム

新築の外壁のおすすめは?人気色や選択するポイントについて

新築で外壁の選択によって、見た目や性能が大きく異なります。

しかし、外壁材や外壁の色にはたくさんの種類があるため、「どの外壁を選べばいいのか」と迷う人もいるでしょう。

お住まいの地域によっては向いている壁材や向かない壁材があり、素人が判断するのはなかなか難しいです。

後悔しないためにも、外壁については注意深く考える必要があります。

この記事では、新築を建てる際に役立つ外壁の選び方やおすすめの材料や色について説明します。

新築を計画中の方は、ぜひ参考にしてください。

新築の外壁におすすめの壁材

新築の外壁で人気のある壁材は「サイディング」で、国内の新築外壁の80%で使用されているといわれています。

サイディングには、いくつか種類がありますが、そのなかでも窯業系サイディング、金属系サイディングが人気が高く、その次にモルタル外壁が人気です。

それぞれの外壁材との特徴や費用、そのほかの外壁材についてもご紹介します。

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、日本の住宅でよく使われている外壁材の一つです。

形状を自由に変えられるため、多様なデザインに対応できます。

初期費用も比較的手頃で、経済的な外壁材として知られています。

耐火性や施工の迅速さなど、利点も多くあります。

かかる費用は1平方メートルあたり3,500〜5,000円程度で、耐用年数は約10年です。

窯業系サイディングは以下のような方に向いています。

  • デザインにこだわりたい方
  • 初期費用を抑えたい方
  • 施工期間を短くしたい方
  • 火事のリスクを低減したい方

金属系サイディング

金属サイディングは、軽量で耐久性が高い外壁材です。

優れた断熱性があり、季節の変化に対応しやすいのが特徴です。

施工期間が比較的短く、ひび割れにくいという利点もありますが、費用はやや高めです。

一般的な2階建て住宅の場合、費用は80万円から150万円程度で、耐用年数は約40年です。

金属サイディングは以下のような方に適しています。

  • 地震に強い外壁を求める方
  • 季節の影響を受けにくい家を建てたい方
  • 工期を短縮したい方

モルタル外壁

モルタル外壁は、セメントや砂などを混ぜて作られる外壁材です。

風合いのある外観が特徴で、既製品のように統一されたデザインがないため、デザインの自由度が高いのが魅力です。

耐火性や断熱性に優れ、四季を通じて快適な居住空間を提供しますが、ひび割れや防水性には注意が必要です。

費用は1平方メートルあたり5,000〜7,000円程度で、耐用年数は約30年です。モルタル外壁は以下のような方に適しています。

  • 外観デザインにこだわる方
  • 耐火性や耐震性が重要な方
  • 季節に左右されない居住環境を求める方

ALC

ALCは、生石灰やセメントを原料とした軽量な外壁材です。

断熱性や遮音性に優れ、耐火性も高いのが特徴です。

費用は一般的な外壁材に比べやや高めですが、長期間の耐用性が期待できます。

費用は80万円から200万円程度で、耐用年数は約50年です。

ALCは以下のような方に向いています。

  • 快適な居住環境を求める方
  • 静かな住まいを希望する方
  • 火災リスクを最小限に抑えたい方

タイル

タイルは、高級感やデザイン性に優れた外壁材です。

耐火性や耐久性に優れ、メンテナンスが比較的容易ですが、初期費用が高いのがネックです。

費用は1平方メートルあたり13,000円から35,000円程度で、耐用年数は約40年です。

タイルは以下のような方に適しています。

  • 見た目の美しさを重視する方
  • 外部からのダメージに強い外壁を求める方
  • メンテナンスを手軽に行いたい方

これらの特性や利点を考慮して、自分のニーズに最も合った外壁材を選ぶことが重要です。

新築の外壁のおすすめの色

外壁に塗る色によって、家の外観が大きく変わります。

各色は異なる印象を与え、異なるデザインや外壁材に合います。

色の特性を理解して選ぶことで後悔を避けることができます。

外壁におすすめの色は以下の6つです。

  • ベージュ
  • ブラウン
  • ブラック
  • グリーン
  • グレー
  • ブルー

それぞれの色の印象や家にマッチする特徴について詳しく説明します。

ベージュ

ベージュは膨張色であり、外壁に塗ると家を大きく見せる効果があります。

和風から洋風まで様々なスタイルに合わせやすく、景観を壊さずに無難な色と言えます。

ブラウン

自然の土を思わせる色です。

雨や風による汚れが目立ちにくい利点があります。

ただし、熱を吸収する性質があるため、直射日光があたる場所に濃いブラウンを使用すると夏は室内が暑くなる可能性があります。

ブラック

おしゃれで落ち着いた印象を与えます。

ほこりや汚れがあまり目立たない一方、経年劣化によって色あせが目立つため、定期的なメンテナンスが必要です。

グリーン

外壁にグリーンを使うと、洗練された欧米風の印象を演出できます。

自然を連想させる色でもあり、適度に使えば穏やかな雰囲気も醸し出せます。

グレー

汚れが目立ちにくい色です。

都会的な雰囲気から郊外の家までマッチしやすいですが、個性的な色に比べると地味な印象になりがちです。

ブルー

家に落ち着きと清涼感を与える色です。

無難さよりも個性を重視したい方におすすめですが、濃いブルーを使う場合は経年劣化が目立ちやすいので注意が必要です。

新築の外壁の色を選ぶ時のポイント

外壁の色を選ぶにしてもたくさんの種類があるので、なかなか決められないこともあるでしょう。

迷ってしまう場合、以下のポイントで考えてみるといいでしょう。

  • 汚れが目立ちにくい色
  • 周りの家と合わせる

汚れが目立ちにくい色

外壁が汚れる原因は、車の排気ガスや砂、土ぼこり、雨や湿気、カビの汚れなどさまざまあります。

また、交通量が多い幹線道路付近の住宅は特に汚れがひどくなりやすい傾向にあります。

そのような汚れが目立ちにくい色がグレー。

そのため、グレーは人気色のひとつでもあります。

その他に、薄いブラウンやアイボリー系もおすすめです。

また、最近の外壁塗料には汚れをつきにくくするフッ素コートや防カビ機能付き塗料などもあるので、使用する塗料もあわせて検討してみるといいでしょう。

周りの家と合わせる

色や素材の選択だけでなく、植栽や玄関周りも含めて全体を調和させることが重要です。

また、周囲の住宅の色を考えて色を選択することも大切です。

まわりにアイボリー系の住宅が多いところに、黒色の外壁にすると「周囲の家になじまず浮いてしまった」ということになりかねません。

独自の外観にこだわりすぎて、後で後悔しないように、奇抜な色や素材を選ぶのは慎重にしましょう。

まとめ

新築の外壁は、見た目や性能に大きな影響を与えます。

しかし、外壁材や色の選択肢が多いため、迷うこともあります。

地域や個々のニーズに合った外壁を選ぶことが重要で、サイディングやモルタルなどそれぞれの特徴や適応性を理解する必要があります。

また、外壁の色も重要で、汚れが目立ちにくい色や周囲の住宅と調和する色を選ぶことがポイントです。

デザインにこだわりつつも、後悔のない選択をするために慎重に検討しましょう。