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外壁コーキングは自分でできる?やり方や費用、注意点についても

こんにちは!千葉県船橋市で創業15年、外壁塗装・屋根塗装を承っている堀内美建です。

「最近、自宅の外壁の継ぎ目(コーキング)にヒビが入っているのが気になる」

という方も多いのではないでしょうか。

外壁コーキングは、建物の美観や防水性を保つために欠かせません。

外壁の隙間を埋めるこの施工は、劣化が進むと雨漏りや断熱性の低下など、家の寿命を縮める原因となります。

「コーキングが自分でできれば安上がりだから、自分でできるの?」と思う方も多いかもしれません。

この記事では、外壁コーキングを自分で行う方法や費用、注意点を分かりやすく解説し、業者に依頼する場合との違いについても詳しくお伝えします。

自分で挑戦するか、プロに頼むか迷っている方は、ぜひ参考にしてください!

外壁コーキングは自分でできる!

外壁のコーキングは、正しい知識と手順を踏めば素人でも対応できる作業です。

ただし、失敗のリスクや作業時間がかかることもあるため、事前準備と慎重な作業が求められます。

自分でやる手順

劣化部分の清掃
古いコーキング材をカッターやスクレーパーで剥がし、埃や汚れをきれいに取り除きます。

バックアップ材の設置
隙間が深い場合はバックアップ材を挿入して調整します。

マスキングテープ貼り
作業する箇所の周りにマスキングテープを貼り、仕上がりをきれいに保ちます。

プライマー処理
コーキング材の密着性を高めるため、プライマーを塗布します。

コーキング材の充填
隙間にコーキング材を均一に充填します。

ヘラで均す
専用のヘラで表面をなめらかに整えます。

マスキングテープを剥がす
コーキング材が乾く前にマスキングテープを剥がします。

そろえる道具

  • カッターやスクレーパー
  • バックアップ材
  • ボンドブレーカーテープ
  • マスキングテープ
  • プライマー
  • コーキング材(シリコン系または変成シリコン系が一般的)
  • ヘラ
  • ゴム手袋
  • 雑巾やウェス

自分でやるときの注意点

外壁コーキングを自分で行う際には、いくつか注意が必要です。

天候の選定
湿気が多い日や雨の日は避け、乾燥した晴れの日を選びましょう。

適切な道具の使用
プライマーやコーキング材は用途に合ったものを選び、説明書をよく読んで使用してください。

乾燥時間の管理
乾燥時間を守らないとコーキング材の性能が発揮されないため、作業後の管理も重要です。

自分でやるメリット・デメリット

メリット

費用を抑えられる
業者に依頼するよりも格段に安く済ませられます。

自分のペースで作業ができる
時間に縛られず、自分の都合に合わせて進められるのが利点です。

小さな範囲であれば手軽に対応可能
部分的な修理であれば簡単に対応でき、すぐに効果を実感できます。

デメリット

失敗するリスクがある
経験がないと、適切に施工できない可能性があります。

仕上がりの見栄えにばらつきが出る
プロの仕上がりと比べると、見た目に差が出ることがあります。

道具や材料の準備に手間がかかる
一からすべて揃える必要があり、意外と時間とコストがかかります。

時間がかかる
初めての場合、慣れない作業で思った以上に時間がかかることがあります。

自分でやるときの費用と専門業者へ依頼する場合の費用

自分でやる場合

道具と材料費でおおよそ5,000円〜10,000円程度です。

この範囲内で、コーキング材、プライマー、マスキングテープ、スクレーパーなど必要なものを購入できます。

ただし、使用する量や品質によって費用が変動します。

さらに、しっかりとした施工を行わないと、雨漏りや断熱性の低下など逆効果になる可能性もあるので、注意しましょう。

業者に依頼する場合

費用は一般的に30,000円〜100,000円程度かかります。

業者による施工では、規模や外壁の状態によって金額が変わりますが、プロの技術で確実な仕上がりが得られる点が大きなメリットです。

業者でやることのメリット・デメリット

メリット

プロの技術で仕上がりがきれい
細部まで丁寧に仕上げてもらえるため、見栄えが良いです。

適切な材料や手順で耐久性が高い
自分で行う場合よりも耐久性に優れた施工が期待できます。

保証がつく場合がある
施工後のトラブルに対応してもらえるケースも多いです。

作業時間が短くて済む
プロに任せることで、自分で行うよりも短時間で完了します。

デメリット

費用が高い
自分で行う場合に比べて、数倍の費用がかかることがあります。

業者選びに時間がかかる
信頼できる業者を見つけるために、事前にリサーチや見積もりの比較が必要です。

まとめ

外壁コーキングは、自分で行うことで費用を抑えることができますが、仕上がりや耐久性には注意が必要です。
初めて挑戦する場合は、小さな範囲から始めるのがおすすめです。

一方、仕上がりの品質や時間を重視する場合は、業者に依頼するのが安心です。
目的や予算に応じて、最適な方法を選びましょう。